外国人を無料で採用する3つの方法
「事業の海外展開に伴い、現地語・英語・日本語が堪能な人材が必要」
「中国人観光客が急に増加したので、日本語の話せる中国人を採用したい」
「会社の上層部の意向で急に外国人留学生を新卒採用することになった」
外国人の採用支援サービスをおこなっている当社では、近年、企業の経営者や人事採用担当者から上記のような声をよく聞くようになりました。外国人社員が必要になったが、募集・採用活動するにあたって何から始めていいのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。
また、日本人社員に比べて採用人数はごく少数なため、できる限り費用は抑えたい、というご要望もあるかと思います。そこで、今回は費用をかけずに外国人を採用する方法について、3つ挙げてみました。
1. 大学・大学院、専門学校、日本語学校からの紹介
2020年までに海外からの留学生を30万人受け入れるという日本政府の「留学生30万人計画」の成果もあり、日本の教育機関に在籍する外国人留学生の数は着実に増えており、2015年度の留学生の数は約20万人(日本語教育機関への留学生5.6万人を含む)となっています。(独立行政法人日本学生支援機構調べ)
外国人留学生を数多く抱える大学・大学院、専門学校、日本語学校の中には、彼・彼女らの日本での就職をしっかりとサポートしている学校もありますので、そのような学校内のキャリアセンター・就職部・国際交流センターに直接コンタクトし、求人を出し、日本での就職を希望している留学生にご案内いただくことで、効率的に外国人留学生からの応募を増やすことが可能です。
中には留学生専門の就職支援担当を置き、担当者が熱心に就職指導している学校もあるので、そのような学校の担当者と密に連絡を取ることで、採用条件に合った優秀な留学生をご紹介いただくことも可能でしょう。
2. 外国人専門のハローワーク(外国人雇用サービスセンター)の利用
東京、名古屋、大阪にある外国人専門のハローワークでは、日本で就労可能な在留資格を持ち、日本で働くことを希望する外国人に対して、その在留資格に応じた職業相談、職業紹介をおこなっています。ここに求人を出すことで、求職中の外国人からの応募につながり、内容によっては採用条件に合う外国人を無料でご紹介いただけます。
一般のハローワークでも外国人向けの求人を取り扱っていますので、東京、名古屋、大阪以外の地域で採用をお考えの場合は、最寄りのハローワークにご相談ください。
3. 自治体主催のジョブフェアへの参加
全国の自治体や商工会議所が、外国人を必要とする地元の企業を集め、外国人留学生向けのジョブフェア(合同企業説明会)を開催しています。以前は東京、大阪、名古屋などの大都市圏のみでおこなわれていましたが、最近では地方都市でも開催されることが増えてきており、無料で参加できるジョブフェアもあります。
外国人留学生の場合、交友関係が留学生活を過ごした地域に限られることが多いため、日本人学生よりも地元志向が強い傾向があります。地方都市で外国人を採用したい場合は、地元の自治体や商工会議所主催のジョブフェアは有力な採用手段になると思われます。
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以上、外国人を無料で募集・採用する3つの方法をお伝えしましたが、特定の国籍、言語力、知識・技術を持つ外国人を採用したい場合、上記の方法だけでは採用が難しい場合もあります。
当社では、外国人の採用支援サービスとして外国人採用コンサルティング、外国人採用業務代行、説明会への外国人留学生集客動員をおこなっていますので、特定の国籍、言語力、知識・技術を持つ外国人の採用をご検討の際はお気軽にご相談ください。
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